listen こえびメモ

リスン・デザイン こえびのブログ

日々感じていることをつらつらと書きます。

2020-01-01から1年間の記事一覧

新しいオフィスとエレベーターと彼の夢

こんな夢を見た。 今日から新しい職場に行くのだ たくさんの人がいる活気のあるオフィス 社員はほとんどが若い女性で、 親切にいろんなことを教えてくれる ねえ名前どうやって読むの どこの部署に配属されたの 一緒にランチしません? カバンはそこに置くと…

ピンクと水色のパンダと逆光の夢

こんな夢を見た。 ここ数週間 ずっと心の内側で葛藤が続いていて 夢は見なかった 妙に観念的で形のない 頭の中で仕事していたり計算したり考えにふけっているみたいな 夢を見る時間も惜しいのかもしれない ちゃんと色と形のある夢は久しぶりだと思う テレビ…

荒野の浅瀬にクッションを投げる夢

こんな夢を見た。 モデルさん達の撮影現場のよう 華やかなスタイルの美しい女性が わたしの手をひっぱって導いていく 荒野のような砂漠 マングローブの枯れ木が ところどころに生えていて 浅瀬がどこまでも続いている モデル達は 新作のワンピースが汚れるの…

前よりもずっと、音はクリアに聞こえる

今年の夏のはじまりは いろんなものをひっくり返してゆき 前後はずっとぼんやりして 自分と世界がずれたような違和感がすごかったのだけど ダイヤルを右に回したり左に回したり 一瞬、周波数はキューンと乱れ 時間をかけてすこしずつ また新しいところに チ…

桃太郎と、みんなで砂の像をつくる夢

こんな夢を見た。 ひとりで留守番をしている 母はさっきいろいろと口うるさく注文をつけて パートに行ってしまった ピンポン、と桃太郎の御一行が訪ねてくる 顔を白塗りにしたバカ殿みたいなおじさんたちが 玄関の前に立っている やあやあ、ようこそいらっし…

葉っぱに触れると降りてこれるみたい

部屋ベッドの前にある 観葉植物の葉っぱを撫でたら すうっと心が落ち着いた このベンガル菩提樹は、 先日行ったすてきなお花屋さんで 葉っぱの手ざわりが気にいって買ったのだ 若い葉っぱの表面に ちいさな産毛がたくさん生えていて ビロードみたいな手ざわ…

空に浮かんだまま帰ってこれない

レイヤーが変わってしまって ずっと耳の奥がぴんと立っている 空に浮かんだまま帰ってこれない 土の感覚が遠い それを思い出そうと 本棚に並んでいる本のタイトルを追い SNSのタイムラインを追い 窓の外を眺める なんだかすべて他人事のように ずいぶんと遠…

みんなを慰めつづける夢

こんな夢をみた 海に浮かんでいる 海はとろみのあるあたたかな液体で ほのかに黄金色とピンクに輝いている 大きなクジラがジャンプして 水面には大きな波が生まれる 人間どもはそれを楽しんでいる ちいさな犬が溺れそうになっているので 犬を持ち上げてクッ…

縁側のハナを抱きしめる夢

こんな夢を見た。 べっぴんなお客さんが家にいらした。 「ほら来られたよ、はよしい」 声が聞こえる わたしは階段のちょっと上から、見えへんように、こっそり、彼女の様子を伺う。 ガラガラと引き戸を開けて、美しいお客さんが入ってきはる 大急ぎで、子供…

夢の中から抜け出すと

ここでこっそり告白するね 寒い冬が去って 春が終わるまでのあいだに わたしは何度かきみの夢を見た 夢の中でもずっと 遠い場所にいた ステージの端っこから あるいは 遠く離れた後ろ姿に 一度だけ、夢の中で ギターがぼうぼうと燃えたことがある その炎はひ…

裸足のまま都会の雑踏を歩く夢

こんな夢を見た。 旅に出ようとしているのだ 切り立った崖とセルリアンブルーの海が見える 時折、透明なイルカと亀が、クジラの潮で空高く吹き上げられ 花火のように舞い上がっている 水中をくまなく調査したいのだけど この海には人がたくさんいて 探したい…

コトリ、と届いたことば

コトリ、とポストに荷物が届いた きた。 嬉しくて、すこしだけ怖い 中をひらく その場から動けなくなる こんなふうに 届くから いつもとても びっくりしてしまうよ わたしの中にある 言えないことばたちと 同じ響きで ふふ、と笑ったら 涙がでた かすかに感…

船で空をジャンプする夢

こんな夢を見た。 ぎんさんとさなえちゃんが 面白い遊びを教えてくれるのだという 川下りが最近の彼らの趣味なのだ 船は2隻あり ぎんさんの船がわたしたちの少し前をリードする わたしはさなえちゃんの船につかまり 楽しい気持ちでいっぱいになっている なか…

もうすこしだけ

素直な気持ちを伝えたいけど 簡単なことがどうしてもできない たいせつな人に たいせつなものを分けてあげたい それだけなのに わたしの中にいるわたしが とても苦しくなってしまう 小さなころから 抱え続けてきた寂しさが すこしのきっかけで もとの場所に…

あなたの弱さが、あなたの光

あなたが弱さだと感じていることが あなたの光なのです 光を消さないで それは他者をあたたかく 包み込むものだから あなたにしか見えていないものがあります ほかの人にはそれが見えないから 信じられないだけなのです それは生まれたての紙粘土 さあ、どん…

妊婦になった夢

こんな夢をみた。 いつのまにか、妊婦になっている。 自覚はないのだけど、もうすぐ産まれるらしい。 おなかが重たくて、しんどくて、 どこかで休みたいなあと思っていたら バスのような形のミーティングスペースを見つけた。 部屋は6つほどに分かれており、…

逆さまの地上と水中、半分死んだ人たちの夢

こんな夢を見た。 家族と旅行に来ている。ここは、地上と水中が逆になっている唯一の場所だそうだ ナポリにある青の洞窟のようにその場所だけ、まるく陽が射しているそれはとても珍しくて美しい光景だった 「気をつけてくださいね、地上と水中の境目のところ…

ピンクとオレンジの海の夢

こんな夢を見た。 バスタブのタイルの貼り方のレクチャーを受けている。 タイルの表面は特殊なガラスでコーティングするのが常識のようで、その技術で輝きが変わるのだ。 その技術はぜんぶで16種類ほどあるという。 いつのまにか、眼前に大きな水面が広がる …

2回目の春

東京に来てちょうど1年経つ すごく遠い昔のことのように感じる いまだに不思議に思うことがあるよ なぜいま自分がここにいるのかと ある日ふと思ったのだ 「あ、東京いこう」って 気持ちよい初夏のある日、 食器を洗っているときに それはやってきた ほんと…

ご近所の天使

あたたかい日 いつもの道を歩く いつもわたしはこのあたりを午前中に歩くので 夕方はたくさん親子連れや若い子たちがいて みんな楽しそうだなと思う わたしはこのあたりの人ではないから コミュニティがまったくないので みんながすこし羨ましい わたしも誰…

あたたかい絶望

窓から満月は見えなかった 外に出たら見えるかな、と 近所をぐるっと一周して、空を見上げてみたけど やっぱり、見えなかった すこし前のことを思い出した その日も満月だった わたしは初めて見た どこまでも続きそうな 静かな空洞 どんなに呼びかけても 届…

ガチョウの卵から生まれたインコの夢

こんな夢をみた。 なんか夢の話ばかりになってるけど気になるから残しておく みんなで食卓を囲んでいる 料理家の先生のレシピの実演を聞いているのだ 今日はおおきなガチョウの卵をつかってスクランブルエッグを作るみたい ヒビが入るまでゆでて 殻の中をぐ…

ぱったりと出会った夢

ストーブの前でうとうとしている時にみた短い夢。 いつもの道を歩いている いつもの道っぽいのだけど、 いつもよりも賑やかな雰囲気がする 遠くに子どもがたくさんいて とても晴れている なにかを一生懸命考えながら 下を向いて歩いていた いち、にい、さん…

カエルとと花火大会とリーチマイケルの顔になった友人の夢

こんな夢をみた。 大きなカエルをみんなで見つめていると ぴょんっとわたしの方飛んできた。 わたしの手のひらでビヨ〜ンとバウンドして、 キッチンの洗い場に飛んでった。 お椀の中に収まって、ずいぶん気持ちよさそうに水浴びしている。 アハハハ 自分の笑…

20200109今日のダーリン

糸井さんのこういうバランス感覚がほんとうに好き。 ブランディング、とか、人脈、とか 本質が伴わないものほど滑稽なことはないだろう じゃあどのあたりが損得勘定50%なのかって 考えるヒントはきっと 「より素直で」「より豊かで」「より広がる」 そのあた…