listen こえびメモ

リスン・デザイン こえびのブログ

日々感じていることをつらつらと書きます。

みんなを慰めつづける夢

 


こんな夢をみた

 

 

 

海に浮かんでいる

海はとろみのあるあたたかな液体で

ほのかに黄金色とピンクに輝いている

大きなクジラがジャンプして

水面には大きな波が生まれる

人間どもはそれを楽しんでいる

 


ちいさな犬が溺れそうになっているので

犬を持ち上げてクッションに載せてあげる

シューーと犬は水面をすべって気持ち良さそうだ

 


小さな女の子とお母さんがこちらを見て笑っている

どこかで見たことがある、

うわさどおりの素敵な方なのだろう

 


ここはハブでもありみんなの海なので

あらゆるものが集まってくる

生きものはただの生きもので

ここでは魂のうつくしさだけが見える

 

 

 

 

 

 

テレビでよく見るアーティストが

ふられて落ち込んでいるのを慰める

彼のこころは女の人で

男性にひどいことをされたと泣いている

首のところを撫でてあげると

猫のようにおとなしくなる

 


それを見て別の女の子が

どうせわたしなんて大切じゃないんでしょと拗ねている

わたしは必死で彼女を追いかけ

いやいやあなたも大切なひとだよと

ぎゅうと抱きしめてバイバイと手を振る

 

 

 

 


家に戻ると

弟が冷蔵庫の中から出てこないという

冷蔵庫をこそっと開けると

わたしだけに理由を教えてくれる

そんなところに引きこもっているから出られないのだ

おばかなやつだ

 

 

 

ひざのうえで甘えてくる

姪のやわらかい髪の毛を編んであげる

となりで別の子がおおげさにどやすので

姪が痛い痛いと泣いてしまう

よしよしごめんね、大丈夫よ、と抱きしめる

 

 

 

 

 

 

大人も子どもも、おんなじに

やわらかい心を持った

傷つきやすい塊で

それぞれにめんどくさい

みんなに伝えるのは身が持たない

それでも大切だと思って欲しい

 


みんな大切だと思ってほしい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

P.S.

夢の中のわたしは女神のようだったが

現実のわたしはそんなこと思ってない

望んでいないことを押し付けてこないでほしい

 


しばらく前まで、観念的でノイジー

具体性のない内容ばかりだったので

ちゃんと物質化されていることが嬉しく思う

ありがとう

 

「25日に生まれてよかったね」とはどういう意味?

わたしの夢はだんだん、地球から離れていっている