listen こえびメモ

リスン・デザイン こえびのブログ

日々感じていることをつらつらと書きます。

2019-01-01から1年間の記事一覧

ほんものの太陽

いつかきみは わたしを 太陽みたいだと 言ってくれた それがあんまり嬉しかったから いつのまにか忘れていたんだよ どんなに背伸びしたって わたしは わたしにしか なれないってことを あなたにだけは 見てほしいの すこしずつ ほどけはじめた 結び目の奥の …

「俺が連れて行ってやる」

わたしの心のなかに 革命家みたいな格好をした ちいさな男の子が現れて 「俺が連れて行ってやる」と ちいさな胸を張って言うのだ いったいキミは誰なんだい どこに連れてってくれるんだい プププ 思わず笑ってしまう 「なんだよ俺の言うこと信じられないのか…

空っぽになったミットは風通しよく

わたしが投げたボールは、 届いただろうか できるだけ真っ直ぐ やるべきことをやった清々しさで いまはすっきりとした気持ち 今まで挑戦したことがない むずかしい宿題だったのだ わたしにとっては 花マルをつけよう きっと、これ以上もこれ以下もない 次の…

いまこの瞬間を、抱きしめる

世界がわたしに染みこむ 滲んでいく 広がる 心が染まっていく 悲しい気持ちも うれしい気持ちも ずっとは続かない すべては変わっていくということだけが この世界に約束されたルールなら コロコロと変わる 夏のお天気のように どんな感情も きっと明日には…

心のなかの発光体

表現するひとは言葉少なに 溢れたものは 音楽や詩になる すべてを背負って ひらいていく 明るいほうへ ひとつのことだけを 追いかけていく その覚悟と 凄み ほんとうに強いものは しなやかで どこまでも優しい そういう力強さを 秘めたひと たくさんの人に …

美しい色とかたちになったそのひとそのもの

ひとは嘘をつくけど詩はうそをつかない 絵をみればわかる 純粋なこころの色 ずっと瞳のきれいなひとだと思っていた透明度がとても高いというのかラムネの瓶の中からとりだしたビー玉みたいな そうそう、子どもみたいに純粋で、無邪気で うそがないひと ずい…

おいしい気持ちを思い浮かべる

そんなにまっすぐなものを 今まで受け取ったことがないから どうしたらいいか、わからなかった。 いちばん食べたかったケーキが 今ここにあるのに 目をぎゅっと閉じて、見ないようにしている 自分にはとてもじゃないけど ふさわしくない気がして 感じたまま…

listen design の由来のこと

唐突に思い出したことがある。 何故わたしは屋号を「listen」と名づけたのだろう? わたしにとって「聞く」ことって何だったのだろう? その問いに対しての答え。 すこし前のこと。 自分の仕事をまとめるために諸々思索していたことがきっかけで 実家の父に…

白い鳩と飛ぶ夢

こんな夢を見た。 白いちいさな鳩の夢。 自分が鳩になっているのか あるいは、鳩と一緒にいるのか、定かでない。 もしくは、鳩が主人公の映画を観ているのかもしれない。 真っ白い大きな鷹が、行く先を教えてくれる。 はるか遠い空の向こうを指し示している…

Accross the Universe

えっと、 いい歌詞だよね。えへ。 好きなものを残していきたいなって ふっと思いついたので書き留めてみる 聴き手のイマジネーションを 自由に膨らませていく 壮大な世界観 だけどその本質は 自分の中にあるよ、と 限りなく開かれているのに 閉じられている …

溶けそうなしあわせ

帰りみち だれもいない車道の真ん中を歩く じぶんの腕をぎゅっと抱きしめる このままわたしが 溶けてなくなってしまわないように ライムが沈んだコロナ 鈍く灯る白熱球 古い音楽のポスターと 流れ続けるロックンロール 彼を構成するたいせつなもの わたしの…

やさしい音

さみしくて こころがギュッと 小さくなって 優しい気持ちになれないとき どうしても 昨夜は聴く気になれなかった その音が わたしの心を すっぽり包んで きれいな色で 満たしてく いつも通りのあたたかさで ひかりを奏でる そのひとが この広い空のどこかで …

夢にふらっと現れたひと

ずいぶん長いこと 会っていないなぁと思いながら うとうとしていた時 そのひとは、訪ねてきた わたしの夢の中に ふらっと、引き戸の窓の向こうに 姿を見せる 片手をあげてニコニコしている あれ、どうして、ここにいるの? 仕事中だったわたしは、とてもびっ…

お布団で山をすべって飛ぼうとする夢

こんな夢を見た。 みんなで青い体操服を着て山登りしている。 中学校のときに仲良しだった友だちのきみちゃんと一緒に なぜかお布団をずるずる引きずって 山に登っている。 重たいね。 でも、なんかすごく楽しいね わたしは彼女の後を追いかけてく いつもわ…

夜のおひさま

こころは先に、 答えを見つけてしまった だけど 世界が追いつくには きっとまだ時間がかかる だから どうして、いま、ここにそれがないのか とても不思議だったり とてももどかしかったり どうしていまここにないの?って だれかに尋ねてみたくなる 夜におひ…

わたしの東京観①

まだまだ、ひと月も経ってないので わからないことも多いけど、 今のわたしが思う、東京という場所の記録。 人との距離感について、感じることは ドライで冷たいという表現もできるし 無遠慮に踏み込んでこない優しさ、 という表現もできる。 干渉されるのが…

猫のような魚を捕まえる夢

こんな夢をみた 友だちといっしょに 鬱蒼と茂った、山のなかに入る 山の、独特の圧迫感と、 濃くなっていく影、 「やっぱりわたしは、山よりも、海派だな」 友だちとおしゃべりをする ざあっと、目の前に、懐かしい瀬戸内海がひろがる 白くて静かな海、思い…

あん

いつ観たんだろ、ずいぶん前のような気がする。 玉島文化ホールで、たくさんのお年寄りといっしょに観たのがよかったな。 (ちくちゃん誘ってくれて、ありがとう) 演技ではなく 在り方、のような。 俳優というよりも、その人自身 その人自身が積み重ねてき…

ちょっと疲れてる日

どんなになだめすかしても 疲れがぐったりと、とれない 年末くらいからずっと もう働きたくないよーと、心の中のわたしが申しております。 これといった原因があるわけでもなく どの仕事も、やることを決めたのは自分だし それでもやっぱり わたしは、疲れて…

さいごの授業

わたしが(恐れ多くも)専門学校の非常勤講師というお仕事をさせていただくようになって、はや、3年。 毎週数時間を、ひとまわり下の学生さんたちと過ごすことになった。 振り返ってみれば短いひとときだったけど、とても貴重な時間だったな〜。 みんなほん…

現実におしりを叩かれる

こないだ独立したばかりのデザイナーの女の子が言ってた 「自分の名刺がぜんぜん、作れないんです> <」 !! わかりみが、すごいよ! わたしも、独立してしばらくは、デザイナーのくせに手描きの名刺を持ち歩いてたくらいなので、ほんとうに、超、わかる。 …

デザイナーの、世界に対する愛の表現

コクヨデザインアワード2018の審査会の感想 (ちょっと今日は、めんどくさい感じになっちゃったことを前置き) www.kokuyo.co.jp ここ数年の受賞作を眺めていると あきらかに趣向が変化してきている気がする。 「機能性」と「情緒」のはざま。 シンプルに、…

今日のダーリンより(190123)

仕事がうまくいかなくて、凹んでたときだったかな。 父が言ってくれたことがある。 お前はなにもできなくても、 笑ってそこに居るだけでいいのだ、と そのときは、お飾りじゃあるまいし、 何も期待されていないみたいで不本意に思ったものだけど たしかに、 …

いびつな欠片がきらきら光る

事務所の仲間に ここのところ、すこし体調を崩して、 休職状態になってる人がいるのだけど 今日ひさしぶりに、その人から連絡があったのだそうだ。 心配していたよりもずっと、元気そうな状態で 復帰のめども立ちそうなのだと そのニュースが、久しぶりに、…

初夢

こんな夢を見た。 おだやかな海の、波打際にいる わたしはまだ子どもの姿をしていて 砂浜で三輪車を漕いでいる 気づけば、あたりには沢山の人がいて わたしは大人の姿に変わってしまっている 三輪車を漕いでることが恥ずかしくてたまらない 通りがかったカッ…