さっき銀行口座を見たら
0円
だった
まさか、と思って
ここ数日のお金の流れを追うと
1円単位の利子やら手数料やらが相殺されて
まるで偶然に、きれいにゼロになっている
ゼロって、、
すこしの端数も残さずに
ゼロになるなんて
こんな口座は今まで生きてきて
見たことがない
鳥肌がたった
数字については
不思議なことが多いけど
自分のリズムと
何かのリズムが合致した瞬間に起きる
火花のようなものだと捉えている
多くは肯定的なメッセージだと思えるのは
合致したということは
すくなくとも不協和音ではないはずだから
昨年の秋に
東京から岡山に向かう車の中で
おびただしい数の
ゾロ目を見た
2222と
999と
6666と
4444と
8888と
7777と
555だったと思う
ひとつはレシートで
ひとつはデジタル時計で
ひとつは看板で
ほかはぜんぶ
前についた車のナンバープレートだった
そんなことある?
それはまるで
何かに導かれているようだった
昨日の夜
両親はわたしに家系図を見せて
いろんなことを教えてくれた
家系図はなぜか
パソコンで綺麗にデータ化されている
少し前にわざわざ整理したのだという
誰がどんな人生を送ってきたのかまでは
わからないまでも
自分の背後にこれほどたくさんの人がいたのだと
不思議な気持ちになる
自分というものを
ひとつの点として捉えていくことと
自分の意思ではない
流れの一部と捉えていくこととは
1次元から2次元になるということ
ぜんぜん違うこと
自分は
自分の意思とはまったく違うところで
何かに動かされているのだと
ここのところよくそう思う
BeforeからAfterに切り替わる瞬間の
プラスでもマイナスでもない
ちょうどゼロの地点
マイナスをプラスに動かす前には
必ずゼロを通過する
だからわたしの前に
ゼロが現れたのだと思った