listen こえびメモ

リスン・デザイン こえびのブログ

日々感じていることをつらつらと書きます。

桃太郎と、みんなで砂の像をつくる夢

 

 


こんな夢を見た。

 

 

 

ひとりで留守番をしている

母はさっきいろいろと口うるさく注文をつけて

パートに行ってしまった

 

 

 

 


ピンポン、と桃太郎の御一行が訪ねてくる

顔を白塗りにしたバカ殿みたいなおじさんたちが

玄関の前に立っている

 


やあやあ、ようこそいらっしゃいました

どうぞこちらへお越しくださいませ

 


うやうやしく挨拶して犬小屋のところに案内する

うちには柴犬のハナがいるので

犬役の方は必要ないのだが大丈夫かしら

 

 

 

さあさあ、はよう描いてくだされ

さあさあ

 


ははあ

 

 

 

よくわからないまま

いっしょうけんめい鉛筆を走らせて

犬とか猿とか描くわたし

 


犬なのに耳が上手に描けなくて

まるでこれだとコアラだ

いやこれだとうさぎだ

焦って消して描いてをくりかえす

 

 

 

みんな真面目な顔でわたしの絵を見つめているけど

本当は笑っているんじゃないかしら

 

 

 

 


ああ、はい、できましたね

 


決してOKは出していないのだけど

するりとその絵は人から人へと渡ってゆき

勝手に下塗りをはじめてしまう

絵コンテのプロの先生が来られているらしい

 


そこは影にしないでほしい!

そんな雑に色をつけないでほしい!と思うけど

人と一緒にやるというのはそういうことなんだろうか

 


ちょっと諦めの気持ち

 

 

 

 

 

 

ワイワイ人が集まってきて

みんなで下絵ができあがるのを見つめている

 


いつのまにかそこに描かれているのは

まったく違う絵になっていてカッコいい

やはりプロの先生は色をつけるのが上手である

 

 

 

 

 

 

これからわたしたちは海へゆき

この絵を砂で作るのだ

 

 

 

浜辺に到着すると

すでに作業は始まっており、

砂はカッチカチに固まって

人が乗ってもびくともしない

 

 

 

どこかで見たことのあるなつかしい人たちが

たくさんいる

(これはシェアハウスで一緒だったみんなだ)

なんだか海の学習みたい

みんなとっても楽しそうでわたしも嬉しくなってきた

 


みんなで作るって楽しくて大好きだ

 

 

 

海は瀬戸内のおだやかな波をたたえ

きっとここは渋川の浜辺