listen こえびメモ

リスン・デザイン こえびのブログ

日々感じていることをつらつらと書きます。

裸足のまま都会の雑踏を歩く夢

 

こんな夢を見た。

 

旅に出ようとしているのだ

 

切り立った崖とセルリアンブルーの海が見える

時折、透明なイルカと亀が、クジラの潮で空高く吹き上げられ

花火のように舞い上がっている

 

水中をくまなく調査したいのだけど

この海には人がたくさんいて

探したいものは見つからない気がする

 

 

 

さっき車窓から見えた

誰もいない静かな美しい海を思い出す

ひんやりとした静謐な場所

 

わたしが探しているものは

あそこに居るのではないだろうか

 

 

 

サーファーのおじさんに尋ねてみたら

「そりゃ落とし物センターに届いているだろう」と答える

同じようなおじさんがいつの間にかたくさん集まっていて

がんばれよ!と立ち上がって口々に応援してくれる

 

 「そこが中継地点なのだろうか」

 

 

 

腰まで水に浸かりながら前へ進み

引き戸をガラッと開けると

すでにたくさんの列ができている

 

スタッフのお姉さんが

手際良く誘導してライフジャケットをつけてくれる

 

 

 

列に沿ってエスカレーターを順番に降りていくと

なぜかそこはたくさんの人々が行き交う駅だった

 

 

え、こんな格好で来ちゃった

超恥ずかしいんだけど

 

「戻らなきゃ」

 

 都会の中を裸足でぺたぺたと歩く

ゴミとか犬の糞とかを避けながら慎重に

 

階段のように重なっている、煌びやかなショーウインドウ

必死でよじ登っていると、

職場の先輩に見つかってしまった

 

 

「あ〜、今日、取材だったでしょう〜」

 ばれた!

「そうなんですよ、、、」

「だいじょうぶ、昔よくやってた〜、わたしも」

 

 

 

 

こんなにたくさん人がいるのに

だあれも私のことなんか気にしてない

なんて自由で心地いいのだろう

 

 

ちゃんとたどり着けるかどうか

まるで手がかりもないけど

きっとだいじょうぶだと感じている

 

 

 

 

 

 

 

旅なのか探しものなのか取材なのかなんだかよくわからなかったけど、なにか行くべき場所に戻ろうとしていた

渋谷駅だと感じていた駅はまるで新宿駅みたいだったし、雑踏はまるでチェンマイの大通りみたいにおおらかで、すこし歩いているうちに辿り着いた表参道駅自由が丘駅、そんなに近いわけない

わたしのめちゃくちゃな土地勘がよく現れていておもしろかった