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リスン・デザイン こえびのブログ

日々感じていることをつらつらと書きます。

お蕎麦屋さんの夢

 

こんな夢をみた。

 

 

 

 

 

実家の前の道の工事が終わったようだ

窓から新しい道が見える

 

なんて大きな道!

 

袋小路になっていた道が公道につながって

とても見通しがよくなっている

道幅がおおきく広がっていて

まんなかに白い線がひかれている

 

きっと車が増えるだろうと思った

 

 

 

 

 

 

なにか食べに行きましょう、と

家族と近所の人とその子どもたちを

ぞろぞろと引き連れて

新しい道を歩いていく

 

道端にはビー玉みたいな花が咲いていて

まんなかのビー玉のところは

花びらをむしって2日おいたら食べられるのだと

小さな女の子が教えてくれる

 

摘んだお花を

知らないお宅の軒先にならべると

風車がならんでいるように愛らしかった

 



 

 

 

蕎麦屋さんはバイキングのようで

それぞれ並んで

好きなものを取っていくのだけれど

 

どうやらコップが人数分

ないようなのだ

 

みんながぶーぶーと文句を言って

うるさいので

わたしは大きなカバンを持って

店を飛び出した

 

幹事は走り回らないといけない

 

 

 

 

 

 

隣にはもうひとつ

老舗のお蕎麦屋さんがあった

 

もしかしたらコップが

余っているかもしれないと思って

店の奥をずんずんと進んでゆく

 

カバンが大きすぎて

通路をもたもたとしていると

 

 

 

 

 

T字の先にもうひとつ席があって

見覚えのある姿は

わたしの大切な彼だと気づく

 

わたしに気づいて

嬉しそうにこちらを向くと

なんだかとても

スッキリした顔をしている

 

よかった

よかった

 

きっとよい旅だったのだろうと思った

 

 

 

 

 

たくさん話したいことが

あったけど

 

ふたりとも大きな

荷物を持っているので

道をふさいで迷惑そうだった

 

そしてわたしも

すぐに戻らないといけない

 

 

 

 

 

わたしは彼のもとに駆けより

抱きしめたい気持ちを抑えて

 

ないしょ話をするような形で

耳もとで囁いた

 

どちらの言葉にしようかなあと

とても悩んだけども

 

短いほうを選んだ

 

 

 

 

 

 

そしてバタバタと

みんなの待つ会場へと

 

走って外に出て

 

 

 

 

 

わたしは

ここに戻ってくるために

 

わたしの世界で

役目を果たすのだと

 

夢のなかのわたしは

ちゃんとわかっていた