listen こえびメモ

リスン・デザイン こえびのブログ

日々感じていることをつらつらと書きます。

なでているのも 、なでられているのも

 

自分が思うほど

たくさんのことは

できないね

 

身体もそんなに

丈夫じゃないし

 

昔みたいに

無理も効かない

 

 

 

 

鏡のなかの自分に

 

大丈夫だよ

そう悪くないよ

 

と声をかける

 

 

 

 

でもわたしは知っている

きみはまだまだ

やれるはずだろって

 

愛しているからこそ

そばにいるからこそ

 

 

 

 

大切なひとに

伝えたいと思うような

やさしいことばと

 

逆のことを

言ってしまうのは

なぜだろうね

 

もっとやさしく

しておくれよ

 

 

 

 

 

 

例えば

すこし疲れた顔をしている

自分の姿に

 

大丈夫

そう悪くもなかったよ

 

うまくやれても

うまくやれなくても

きみが好きだよ

 

 

 

 

そうつぶやいて

頭をなでてあげよう

 

なでているのも

なでられているのも

 

どちらも

大切なわたし

 

 

 

 

 

 

自分ひとりのなかに

あんしんと

やさしさが巡ったとき

 

 

 

内側から外側に

すこしずつ意識が

広がっていく

 

 

 

そのとき

ようやっと気づく

 

 

 

たいせつな人が

お弁当の風呂敷みたいに

わたしを包んでいて

 

 

決してひとりではない

共同体の中にいること

 

それがどんなに

ひとりだと感じられても

 

わたしたちは本質的に

ひとりにはなれない

 

 

 

隙間から

そっと外側を覗いてみる

 

 

そうだった

わたしはたしかに

ここに生きていて

大丈夫なのだった

 

 

 

 

 

 

 

大丈夫

そう悪くない

 

うまくやれても

うまくやれなくても

 

わたしが好きだよ

わたしが好きだよ

 

 

 

 

あなたが好きだよ

 

 

 

 

わたしが生きる

この世界が好きだよ