この1ヶ月半
しばらく止まっていた仕事の流れが
怒涛のように循環しはじめ
生活が大きく変化して
ものすごく忙しくなった
感じていること
新しく気づいたこと
おどろいたこと
うれしかったこと
繊細な感覚の動きがとんでもなくたくさんあったのだけど、なかなか自分のことに意識を向ける時間がとれなかったのだ
それどころじゃなくて
だけど
ここからみる世界があまりにも優しすぎて
わたしはいまだに
ほっぺたをつねりたい気持ちになる
わたしがこれまで長い長い時間をかけて
ずっと向き合いつづけたことに
世界は答え合わせのようにハナマルをつけてくれる
それでいいんだと
そのままでも愛されているんだと
その瞬間に立ち会うたび
悲しくないほうの
いままで知らなかったほうの涙で
胸がいっぱいになる
わたしのことを大切にしてくれる人が
こんなにたくさんいたのだと
ついにわたしの世界から
頑張るというやり方は
姿を消しつつあり
頑張る代わりに
甘える、とか、お願いしてみる、とか
流れに委ねる、とか
今までわたしの世界に存在しなかったやり方が
うまれつつある
もちろん、めちゃくちゃ頑張っている
だけどそれは
本来わたしが背負うべき
わたし1人分の頑張りだから
そんなの頑張ってるうちに入らない
あんまりにも楽しくて嬉しくて
ぜんぜん苦しくないんだよ
今までがすこし間違っていたんだ
過剰にいろんなことを
いろんな人の気持ちを
背負いすぎていたような気がする
わたしが持つべき荷物は
わたし1人ぶんだけでよかったのだ
頑張ることをやめたら
誰かが守ってくれるようになった
頑張ったときに
偉いねって
ありがとうって
褒めてもらえるようになった
頑張れないって伝えても
誰も怒ったりしなかった
思ったことを伝えても
誰も嫌いになったりしなかった
わたしがわたしを大切にするぶんだけ
みんながわたしを大切にしてくれる
わたしがわたしを愛する分だけ
わたしは世界に愛される
それは常に完璧に比例する
その答え合わせの
幸福な時間
2020年の冬
ついにわたしの世界から
嫌なひとはだれもいなくなった
わたしを大切にしてくれない人は
わたしの世界からまるごときれいに
姿を消してしまった
2年前と同じように
仕事に追われてバタバタして自分の時間はとれない
だけど
2年前とは明らかに違う
今目の前にあるのは
わたしが選んで作り出してきた現実だから
飲み込まれる流れではなく
わたしが生み出した渦だから
ちっとも苦しくない
世界はまるで色が違うみたいに
わたしにやさしい
やさしすぎて怖いくらいだ
20代の後半、谷底に落ちたように
これまでの生き方が通用しなくなって
他の人と自分はなにが違うのかわからなくて
自問自答しながら
自分と向き合い続けてきた
2020年冬
これまでの悔し涙に
大嫌いな人たちに
大好きな人たちに
ここまで起きてきたことのすべてに
ここまでがんばってきたわたしに
大きな大きな花マルを
ここに連れてきてくれてありがとう
大好きなわたしへ
こころから