listen こえびメモ

リスン・デザイン こえびのブログ

日々感じていることをつらつらと書きます。

助けての声がでない夢

 

数日前に見た夢

 

 

 

みんなで楽しいフェスに来ている

内容はほとんど忘れてしまったけど

バーベキューでお肉を焼いているのだ

 

あ、ソーセージが足りなかった

たしかうちの冷蔵庫にあったはずだ

 

ちょっと、取りに帰ってこよう

 

 

 

 

スッとその場を抜けて

すたすたと家に帰る

 

部屋の中に入り、ごそごそしていると

知らない人がうちの中にいる

 

 

 

 

なんだこいつ

いつ入ってきた?

 

「おれは能力者なんだよ、残念だったな」

 

わたしは一瞬で悟る

ちくしょう、ドアをすり抜けてきたんだな

 

 

 

 

敵はとぼけた喋りかたでわたしに迫ってくる

 

「ほらどうすんのどうすんの

誰もいないよ〜?」

 

わたしの足元からもぞもぞと

確実に動けなくさせてくる

 

じわじわと上に迫ってくる

絶対にこんなやつに襲われるのはいや!

ほんとにやめて

絶対絶命

 

 

 

 

わたしは隙を見て

背後にあった窓を全開にする

 

窓枠にしがみつき

「だれか!助けて!」

と、大声で叫ぶ

 

叫ぼうとする

 

 

 

 

目の前の道はたくさんの人が行き交い

なにかを察してこちらを振り向く人もいるけど

わたしの顔を見ても

不思議そうな顔をしただけで立ち去ってしまう

 

 

 

 

「おやおや〜どうしたのかな

声がぜんぜん出ていないよ〜」

 

とぼけた芸風のあのおじさんにそっくりだ

 

襲われているのでとても怖いのだけど

それ以上に腹が立ってくる

 

 

 

 

 

なんで声が出ないんだよ

 

どうして助けてくれないんだよ

 

 

 

 

 

いくら叫び声をあげても

かすれた小さな声が出るだけで

だれにも届いてない

 

 

 

 

わたしは気づく

「もしかしてスイッチがOFFになってるかも」

 

マイクがオンになってないから

声が届かないのか

なんてポンコツな旧型だ

 

 

 

 

気づいたわたしは、

窓枠から手をのばし

壁をドンドンと叩き始める

 

だれか、気付いて!

 

必死にみんなの背中を見つめながら

わたしは叫びつづける

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この夢を見たとき

わたしはたくさんの不安を感じていた

楽観的に捉えているつもりだったけど、怖かったのだと思う

 

目覚めたときもだいぶショックだった

必死で叫んでいる自分を、夢の中でも蔑ろにされている気がして

 

夢を見た数日後から

思いもよらない形で現実は動き、安堵感が戻ってきた

声にならない叫び声は、何かしらの形で、どこかに届いたのかもしれない

 

 

 

 

先方から届いていたスレッドの内容は、たしかにこの日まで、別の案件のこととしてわたしの中に記憶されていたが

オンライン会議が始まる1時間前にスレッドを再確認して、内容を勘違いしていたことに気づく

 

どちらかというと気乗りしないAの話題ではなく

すっかり頓挫したと諦めていたBの話題がこれから進もうとしているのだ

 

会議が終わるころには、すっかり話がまとまってしまい、あれよあれよというまに、とんとんと不安が解決されてしまった

急に別の世界に連れてこられたような不思議な感覚がいまも残っている

 

つまりわたしがスレッドを勘違いしていただけという話でもあるのだけど、

勘違いに気づいた瞬間、まったく別の世界へとジャンプしたという話にもなる

 

一瞬で、空が明るくなったように感じたり

世界がどよんと灰色に見えたり

こういうことって日常的に起きているよね

要は、自分のこころ次第で

 

 

 

 

世界はパラレル

一瞬先はだれにもわからない

 

不思議なことばかりだね(´-`).。oO