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リスン・デザイン こえびのブログ

日々感じていることをつらつらと書きます。

冷蔵庫の中のグッピーの夢

 

こんな夢をみた

 

 

 

実家でくつろいでいると

久しぶりにみんなが集まれそうなので

お好み焼きでも食べに行こうと話している

 

 

 

冷蔵庫の中にタッパーに入ったグッピーがいるのを見つける

小さな魚たちは微動だにせず固まっている

 

「こんなとこ置いてたら寒いじゃろ、外に出した方がいいと思うよ」

母に伝えると

 

「そうなん、冷蔵庫のほうが腐らんけんええかと思いよったわ」

とぼけた返事が返ってくる

 

 

 

 

ほんとにお母さん適当やわ、、

タッパーを取り出し、中を見ると

7匹ほどはまだプリプリとしているけど

3匹ほどは、しぼんでしわしわになっている

こりゃ死んどるわ、かわいそうに

 

 

 

 

家の中を見回し、

食器棚の上のいちばん光がきれいなところにタッパーを置く

 

やれやれ、よかった

 

椅子からおり、もう一度タッパーの中を確認すると、空っぽになっている

 

グッピーが嬉しそうにタッパーの外に泳いで行ったのが見える

 

 

 

 

 

頭上には大きな水槽が広がっていて

光が上から透けて、まるで空をたくさんの魚が泳いでいるように見える

 

 

 

「あんたそんなとこ放して大丈夫なん」

母は心配そうに言う

「大丈夫、グッピーは強いんじゃけ」

 

 

 

「だって、このへんの川にもグッピーたくさんおるのよ」

 

 

 

といった瞬間、

わたしは世田谷の近所の川のそばにいる

母はしげしげと川を眺めている

 

 

 

グッピーは卵じゃなくてお母さんのおなかからそのまま出てくるのよ」

それは近所の男の子がこないだ教えてくれたやつだ

 

「あんたよう知っとるなあ」

母はおとなしくベンチにちょこんと座っている

 

 

 

 

弟が本屋から帰ってきたので

そろそろ行こうか、ということになる

近所なのでみんなで歩いていくことにする

 

 

 

途中、わたしがお客さんのことを思い出して

いろいろ今日やらなきゃいけないことに気づき

そわそわそわそわしはじめると

 

 

 

 

 

「遅れてもええけん

ほどほどにして慌てず来られえ」

 

 

 

 

 

 

遠くから両親がわたしに声をかける

 

 

 

 

「ほんま?すこしだけ遅れるけどあとで合流するけん」

 

 

 

 

 

「さすがよく分かってるな、わたしのこと」

 

 

 

わたしは心底ほっとした気持ちで

早足にクライアントのところへ向かおうとしてる