listen こえびメモ

リスン・デザイン こえびのブログ

日々感じていることをつらつらと書きます。

どうせ意味がないのならば

 

生きていくということの

すべてが

ばかばかしいと思えるときが

ごくたまに訪れる

 

あらゆることには

意味がないのに

 

人はなぜ

そんなに頑張れるのか

不思議に思う

 

 

 

 

いままで懸命に

やってきたことが

遠のいていく感覚があり

 

まっ白い霧の中

佇んでいる

 

したいことが

たくさんある気がするのに

なにもしたくない

 

なにも見えないし

なにもかもが億劫だからだ

 

 

 

 

仕事の話さえも

ばかばかしく思える

 

自分をちいさく押し込むことが

ほんとうに苦しくてたまらない

 

ほんのちょっと自分を曲げれば

丸く収まることが

どうしても許せなくなり

 

今までのわたしが

簡単にできていたことが

ちっともできなくなった

 

当たり前のように

従ってきたルールは

もうわたしを騙せなくなっている

 

 

 

 

あらゆることを

「くだらない」

と感じてしまう自分が

 

良いとも思えるし

悪いとも思えるし

 

アイデンティティがよく

定まらない

 

 

 

 

ここが中心だと思っていた軸が

すこしずつずれて

わたしの身体をはみ出すので

バランスがうまくとれない

 

前の感覚に戻ってもずれているし

今の感覚はまだ馴染んでいない

 

宙に浮いたような

霧の中にいるような

 

 

 

 

 

だれにも

心が向かないとき

 

世界が一気に

きゅうと縮小し

 

片手で数えられるくらいのことしか

心のなかに入らない

 

 

 

 

 

ひとりになりたい

 

でも

ひとりはさびしいね

 

生きることは

心の底から

さびしいものだと思う

 

 

 

 

 

 

 

 

これでいいのだろうか

たぶん

これでいい

 

 

 

あらゆることに

意味がないのだとしたら

 

あえてなにを

選ぶだろうね

 

 

 

 

 

わたしにはいま

意味のないことが必要

 

こうしてここに

くだらないことを書いたり

 

下手なピアノを弾いたり

 

ただぼーっとするだけの

意味のないことが必要

 

 

 

 

 

「みんな何かに酔っぱらってねぇとやってらんなかったんだな・・・

みんな・・・何かの奴隷だった・・・」

酔いが覚めるとき、気付くんだよ、ケニー。

 

 

 

 

 

どうせ意味のない人生なら

意味のないことをたくさん

すりゃよかったねってね