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リスン・デザイン こえびのブログ

日々感じていることをつらつらと書きます。

価値というバトンについて

 

 

6月にはじめて

自分でなにかを作って

売るということをして

 

それがすごく本質的で

 

わたしのふんわり頭にも

何が起きてるのか

解りやすかったから

 

ずーっとぼんやり

考え続けてる

 

 

 

 

 

 

ものを売るということの

もっと本質的なところ

 

価値と価値を

交換するということ

 

お金という

実体のないもの

 

人が集まるということ

営みが生まれるということ

 

 

 

 

 

 

需要と供給は

雨の日も風の日も

ぐるぐると回り続けていて

 

価値というバトンを

どんどんと繋いで

みんなでリレーしているみたい

 

このリレーの素晴らしいところは

走りたければ

誰でもチャンスがあるところ

 

 

 

 

 

しかしお金ってなんだろ?

 

わたしもあんまりわかっていないけど

みんなもあんまりわかっていない気がする

 

 

 

 

 

稼ぐことは

営みを続けていくうえでの

避けて通れない

ひとつの目的だけど

 

お金っていう

実体のないものに

振り回されている人がたくさんいて

 

目的にすり替わってしまったり

奴隷のようになってしまったり

 

それはまるで

料理をしないのに

きれいな調理器具で

彩られたキッチンみたい

無意味なキッチン!

 

目の前のニンジンしか

見えなくなってしまった馬みたい

考えることを忘れて

システムに組み込まれてしまう

 

 

 

 

 

 

しかし

お金があったら

だいたいのことは解決するので

 

安心ができたり

自信ができたり

 

あるいは焦ったり

不安になったりと

 

人のこころの状態にまで

関わってくるのが

 

ちょっと洗脳だと思う

 

 

 

 

 

 

だから

その実体のないものが

まるで

なにかの証明や

アイデンティティのように

 

錯覚しやすくて

振り回されやすくて

 

なぜだかみんなを

不安にさせる

 

 

 

 

 

 

わたしもずっと

 

いつのまにか

流れるプールの中に放り込まれていて

ただわけもわからないまま

必死で泳ぎ続けてきたけど

 

なんでこのプールで

泳がないといけないんだ?と

不思議に思い始めている

 

 

 

 

 

たとえば

お客様とわたしの間に

 

会社が入って

会社が入って

会社が入って

 

世の中こんなふうな搾取が多すぎる

 

間に挟まった会社は

なんにもしなくても

チャリンと小銭が落ちて

 

むむむ

 

 

 

 

 

わたしは

このおかしな仕組みに

組み込まれるのじゃなくて

上をいきたいと思いはじめた

 

 

 

 

 

できるならば

自分でよりよい循環を

生み出していきたい

 

 

 

 

 

わたしの友人が

とても良いことを言ってた

 

「自分が欲しいから作った」

 

って

とてもシンプルで強い

 

 

 

 

 

 

わたしもきっと

それしかできないし

 

きっとそれが

本質なのではないかと思う

 

 

 

 

 

 

 

お蕎麦屋さんの夢

 

こんな夢をみた。

 

 

 

 

 

実家の前の道の工事が終わったようだ

窓から新しい道が見える

 

なんて大きな道!

 

袋小路になっていた道が公道につながって

とても見通しがよくなっている

道幅がおおきく広がっていて

まんなかに白い線がひかれている

 

きっと車が増えるだろうと思った

 

 

 

 

 

 

なにか食べに行きましょう、と

家族と近所の人とその子どもたちを

ぞろぞろと引き連れて

新しい道を歩いていく

 

道端にはビー玉みたいな花が咲いていて

まんなかのビー玉のところは

花びらをむしって2日おいたら食べられるのだと

小さな女の子が教えてくれる

 

摘んだお花を

知らないお宅の軒先にならべると

風車がならんでいるように愛らしかった

 



 

 

 

蕎麦屋さんはバイキングのようで

それぞれ並んで

好きなものを取っていくのだけれど

 

どうやらコップが人数分

ないようなのだ

 

みんながぶーぶーと文句を言って

うるさいので

わたしは大きなカバンを持って

店を飛び出した

 

幹事は走り回らないといけない

 

 

 

 

 

 

隣にはもうひとつ

老舗のお蕎麦屋さんがあった

 

もしかしたらコップが

余っているかもしれないと思って

店の奥をずんずんと進んでゆく

 

カバンが大きすぎて

通路をもたもたとしていると

 

 

 

 

 

T字の先にもうひとつ席があって

見覚えのある姿は

わたしの大切な彼だと気づく

 

わたしに気づいて

嬉しそうにこちらを向くと

なんだかとても

スッキリした顔をしている

 

よかった

よかった

 

きっとよい旅だったのだろうと思った

 

 

 

 

 

たくさん話したいことが

あったけど

 

ふたりとも大きな

荷物を持っているので

道をふさいで迷惑そうだった

 

そしてわたしも

すぐに戻らないといけない

 

 

 

 

 

わたしは彼のもとに駆けより

抱きしめたい気持ちを抑えて

 

ないしょ話をするような形で

耳もとで囁いた

 

どちらの言葉にしようかなあと

とても悩んだけども

 

短いほうを選んだ

 

 

 

 

 

 

そしてバタバタと

みんなの待つ会場へと

 

走って外に出て

 

 

 

 

 

わたしは

ここに戻ってくるために

 

わたしの世界で

役目を果たすのだと

 

夢のなかのわたしは

ちゃんとわかっていた

 

 

 

 

 

 

 

置き忘れた怒り

 

 

「怒る」ってどうやるんだっけ?

って

数年前のわたしは悩んでいた

 

今この状況は

怒ったほうがいいような気がするけど

怒るやり方がよく思い出せないから

どうでもいいや

 

って

 

20代の自分は

かなり怒りっぽかったことを思い出して

真剣に

怒り方を思い出そうとした

 

きっとわたしは

怒りだけ

どこかに置き忘れて来てしまった

 

 

 

 

 

今ようやく「怒り」が

戻ってきつつある

 

なかなか思い通りにならなくて

自分にも人にも

めちゃくちゃにイライラしている

 

喉と胸のあたりが

ざわざわと熱を持ち

 

わたしは

耳をすませる

 

大切なエネルギーが

戻ってきた音を

感じている

 

 

 

 

 

 

自分ってこんなんだったっけ

と最近よく思う

 

以前は

気にならなかったことが

笑っちゃうくらいに許せない

 

一度許せないと思ったら

もう受け付けない

 

なかったことにできない

笑えないし

近づけないし

取り繕えない

 

 

 

 

 

 

そのたびにちょっと戸惑い

 

これではまるで

ワガママな子どもみたいだな、

昔はもっとうまくやれていたのにな、と思う

 

しかし大人ってなんだろう

麻痺してるだけかもしれない

 

 

 

 

 

 

こないだ若い女の子が言ってた

セクハラが許せないから

顔を見なくて済むようにしている

という話を聞いて

 

正直なところ

 

えっ!そんなことで?

 

と思ってしまった

 

わたしのいた環境では

そんなの当たり前だったから

 

目にしてきたものの酷さに慣れて

うまいこと適応してしまううち

なにも感じなくなってしまっている

 

おかしいのはどちらだろう?

 

 

 

 

 

 

わたしは今

過去のわたしにも

すこし怒っている

 

あんなにひどいことを言われて

なぜニコニコしていたんだ

 

なぜ怒らなかったんだ

 

なぜもっと

自分を守ってあげなかったんだ

 

 

 

 

 

 

そうだ

わたしは怒りを置き忘れた

 

あのときあの場で

怒ることすら

取り上げられてしまったのだ

 

怒ることそのものが

間違ったことだと

正しくないことだと

思わされてしまった

 

 

 

 

 

 

わたしは「怒り」を

自分の手に

取り戻したかった

 

そう

わたしは怒っているのだよ

ちょー怒っている

あらゆるすべてのばかばかしいことに

 

ばか

あほ

死ね

いてまえ

 

怒れて嬉しい!

 

 

 

 

 

 

 

そういう

どこにも向けようのなかった

ぶつけようのなかったエネルギーが

 

夏のめんげんみたいに

肌の中から突き破ってくる

 

秋口はいつも体調が悪く

肌はいつもほんとうの気持ちを主張している

 

からだがとても痒い

掻きむしって

身体の中から

出してやりたい

 

身体の痒みは

怒りそのものなのだという

 

蕁麻疹が

秋風に乗ってやってくる

 

 

 

 

 

 

 

置き忘れて

わたしのもとへと

戻って来た怒りが

 

わたしをとても

苛つかせている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたへのお願い

 

おとうさんが

種を蒔いて

 

おかあさんが

お腹のなかで

育ててくれた

 

笑ったり泣いたり

走ったり

生み出したり

 

すべてのものは

身体からはじまる

 

 

 

 

 

わたしは

何を食べるかを

大切にしている

 

あなたのことが

とても偉いと思う

 

 

 

自分の時間を

大切にしている

 

あなたのことが

とても偉いと思う

 

 

 

 

あなたが

自分で自分を

守れるところが

 

わたしは

とても好き

 

あなたが

あなたらしく生きていることが

 

わたしにいろんなことを

教えてくれる

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたの身体は

あなたのもの

 

だよね

知ってる笑

 

でも

そうでしょ?

 

わたしの身体も

 

 

 

 

わたしの身体は

わたしだけのじゃない

 

わたしは

ここのところ

そんなふうに

感じるようになった

 

何を食べて

どう過ごすか

 

わたしの身体を

守れるのは

わたしだけ

 

 

 

 

 

だから

あなたへのお願いは

たったひとつ!

(今のところ)

 

 

 

 

どうか

あなたの身体を

あなたの心を

 

ずっと大切に

守っていてね

 

 

 

 

 

あなたは

あなただけの

ものじゃないから

 

 

 

 

 

わたしのために

 

あなたを待っている

だれかのために

 

これからのいつかのために

 

 

 

 

 

あなたの身体が

あなたの心が

 

ずっと健やかでいられるように

大切に守っていてね

 

 

 

 

 

 

どうか身体に気をつけて

 

気をつけて

行ってらっしゃい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

忙しいけど楽しい

 

あんまり忙しくて

ふらっと倒れそうになった

 

顔面は蒼白

だけど

とってもとっても楽しい

 

美味しそうだから

欲張っているだけ

 

忙しくしてるのも自分だし

美味しいのも自分だし

大変なのも自分だし

 

ただそれだけ!

 

 

 

 

 

いまの居場所がとても好きだ

わたしは東京にきてよかった

 

これは場所の問題じゃなかったこと

いまならわかる

どこに住んでたっておんなじ

 

岡山だって大阪だっておんなじ

きっと

アジアだってヨーロッパだっておんなじ

 

自分のこころの安心のはなし

 

 

 

 

 

自分の好きな

空とか

みどりとか

川とか海とか

 

それとひとりの時間

完全なる自由と

ときたまの非日常

 

素のまま居させてくれる人々

やさしい笑顔

言葉と絵とデザイン

 

 

 

 

 

それさえあれば

どんなところでもきっと大丈夫

 

わたしはひとりではないし

世界は愛であふれている

 

 

 

 

 

 

 

おなかの上で眠る夢

 

 

こんな夢をみた

 

 

 

実家はいつも通りでにぎやかだ

両親はわたしたちに優しい

 

 

 

 

 

ふと違和感を感じる

わたしの隣にいる彼が

どうも弟に似ているような気がする

 

じーっと見つめてみても

なんだかよくわからない

 

いや、弟よりも

友人に似ているのかもしれない、

と思ってますます憂鬱になる

 

もしかして

わたしが好きな人は

実は弟とか友人とかだったのだろうか

 

わたしはこのままだと

弟とか友人とかみたいな顔に

囲まれてしまう

 

明日や明後日や

その先も

ずっとずっと

ここにいないといけない

 

逃げ出したい

それはちっとも楽しくない

 

 

 

 

 

そこで気がついた

 

いや、弟は弟でずっとそこにいてくれて

友人は友人でずっとそこにいてくれて

 

わたしの彼はわたしの彼で

 

別のはずだった

 

 

 

 

夢の中なので

うまく説明できないのだけど

 

とにかく自分は何かに気づいて

すこし安心したようだった

 

だいじょうぶ

 

 

 

 

 

そうしたら急に

目の前がふんわりして

ドッと疲れて

 

テーブルに座っているのに

眠くて眠くて

たまらなくなった

 

 

 

 

 

頭がゆらゆらして

ぐらっと床に倒れ込むと

 

身体のどこかがくっついているのか

彼もいっしょに倒れ込み

おなかに顔をつっこむようになって

 

息ができないのだけど

眠くてたまらない

 

そうしたらふっと抱き上げられ

体勢が変わり

すこし身体が楽になる

ありがとう

 

 

 

 

 

そんな硬いところで、

と母の声が聞こえて

 

疲れたんやなあ〜と

話しているのが聞こえる

 

 

 

 

 

 

いつのまにか

タオルケットがかかっていて

 

ピンク色の生地はやわらかく

卵の中にいるみたいに

安心感がある

 

 

 

 

 

彼の顔を見ると

それはやっぱりいつもの彼の顔で

 

なにより

今こうして触れている手のひらは

自分のと同じくらい

いつもと同じで

大きくて間違いようがなく

 

おなかの上は

シャツがうさぎみたいにやわらかくて

ハナのようだった

 

わたしはとても安心して

 

夢の中にいるのに

また

眠りのなかに落ちる

 

 

 

 

リビングは相変わらずにぎやかで

テレビの音がする

 

いつも通りだった

 

 

 

 

 

 

ダルメシアンのお花の夢

 

こんな夢をみた。

 

前後はたぶんたくさんあったけど、忘れてしまった。

 

 

 

 

わたしはお花をもらった

デルフィニウムだと言っていたけど

たぶん違うお花だ

 

南国の女の子の髪についているような

あっけらかんとしたデザインで

シンビジュウムに似ている気がする

 

だけどこのお花は青い色をしている

かわいいお花だ

 

 

 

 

 

道を歩いていると

腰まである植え込みのところに

オレンジ色の花が咲いている

 

ノウゼンカズラに似たデザインだと思うけど

(今調べた)

ラッパのようなような形の

華やかな花がたくさん咲いている

 

わたしは、手元の青いお花に

このオレンジを組み合わせたら

とても似合うのじゃないかと思った

 

 

 

 

これにしよう、と

植え込みのいちばん手前にある

オレンジのお花の根元を掴んだ

 

右手にはハサミを持っている

 

 

 

 

だけど、うまくお花が掴めないのだ

掴んだと思ったらお花が動いてしまう

根本を掴んだ手から、毛の感触がする

 

 

 

 

よく見ると花壇がもこもこ動いていて

それはぜんぶ白いダルメシアンの背中だった

 

ダルメシアンたちはわたしのほうを

うらめしそうに見つめている

 

背中にオレンジのお花が生えた

ダルメシアンたち!

とても可愛い

 

 

 

 

ごめんごめん、

お花が犬だって思わなかったよ

 

そうやって心でつぶやいて

背中を傷つけないように、慎重にお花を切る

 

 

 

 

 

チョキン!

 

傷つけずに切ったはずだったけど、

茎の先っちょから、すこし血が滴っている

 

あちゃー、切りすぎた!

 

あわてて背中のほうを見てみると

ぷっくりと透明な粘液が出てきて

傷口を塞いでいる

 

よく見るとその傷口は

犬の顔のかたちをしていて

 

ちょっと悲しい顔をしている

 

 

 

 

もうすこし

手前で切ってあげたらよかった

 

と思いつつ

オレンジと青の組み合わせは

とても可愛いのだった

 

 

 

 

 

 

P.S.そういえば以前

ボーナストラックのお庭で

こんなふうに犬の顔がついた枝を見た

 

調べてみたら、

冬芽には顔がついてるみたい☺️

 

昨日はハナのことも考えていた

だから犬を思い出したのだろうか

 

http://shihaku1.hs.plala.or.jp/post/3155

 

たしかイヌエンジュという

名前だった

 

 

画像生成AIで描き出した犬たち。ほんとこんな感じだった

んふ。なあにこれ

んふふ