嬉しくって
ゴムマリみたいに
ポンポン跳ねて
スキップする
時間が
とろりと溶けて
もとの場所に
戻ってくるよ
知らない道を
こわごわ進んで
いつもの通りに
辿り着いたときの
あのほっとした気持ち
なあんだ
やっぱり
ずっとここに
いたんだね
暖炉のまえで
すやすや眠る
ハナの白昼夢
わたしの右側は
ずっと
ぽかぽか
あたたかい