昨日は、友人の結婚式でした。
ぱっと外へ出た瞬間の新緑と、差し込んでくる光が美しくて、まぶしくて
あぁ、とても祝福されているふたりだな。と思った。
それは、古風とさえ言ってもいいくらいの、とてもシンプルなお式で、
わたしは、彼女のアーティストとしての才能を思い出しながら、すこし意外に感じました。同時に、そうだよね。その気持ちわかる。と、思いました。
若いうちは、目に見える部分のオリジナリティしかわからなかったけども
少しずつ年を重ねていくと、本質的な美しさが、どこに宿るのかというようなことが、分かってくる。
結局、ふつうであることが、いちばん美しい在り方なんだなって、最近よく思うのです。ふつうって、人々が歩んできた長い歴史の中での、最大公約数だもの。
そして、みんなが安心してそこに居られることの大切さだったりとか。そう、ふつうには安心感もある。
それで、あぁ、このふたりはしっかり地に足がついていて、ほんとうにいま、幸せなんだなって、思った^^
帰り道(酔っぱらいすぎて)日向先生に送ってもらったのだけど、
ここでもまた、わたしは「結婚ってたのしいですか?」と尋ねたらしい。(最近、いろんな方にこの質問をしてる自覚アリ)
先生は「楽しい」っていう言葉では表現しなかったけど、
「楽しいとかじゃなくて、もっと、そういうのを越えたもの」と言った。
つまり、「よいもの」だと。
そんな質問をしてしまうことそのものが、不安の表れだなと改めて気づいたのだけど。
今悩んでいることを、いろいろ話したら、
「コエビスさん、もっと、自分を優先してもいいと思うよ」と、言われた。
人のことは、考えてもわからないものだし、責任をとれることでもないし
自分のことを、もっと純粋に考えてもいいのでは?と。
(今日は、また別の、大好きな先輩と話したんだけど、昨日とはすこしまた視点の違うアプローチで、でも、まったく同じメッセージをもらった。背中を押してもらったような気がする)
去年はまるで実感も覚悟もなかったモヤモヤしたものが
だんだん明確に、はっきりと意思を伴って、わたしを引っぱっていってくれてる。
結婚、よいもの、なんだってさ。よかったね。