listen こえびメモ

リスン・デザイン こえびのブログ

日々感じていることをつらつらと書きます。

懐かしい人たちと船の夢

 

こんな夢をみた。

 

 

中学校のときのバスケットボールの練習

いつもへんなシュートで笑わせてくれた

ばーやんたちがまたふざけている

 

かわいくてやさしいゆかちゃんは

わたしの後ろでいっしょに踊っていて

 

いつもふてくされているあきちゃんが

しかめ面でまじめに歌っている

それをえみちゃんと見てケラケラ笑って

 

そしたらスポーツブラと黒いブルマの衣装で

ダンス部の女の子たちがおたふくみたいに

ほっぺたを赤く塗って登場して

 

体育館はとても騒がしい

なぜか女の子ばかりでとても楽しい

なぜって、わたしの好きな子しかいないから

 

 

そんなに仲良くなかったクラスメイトたちも

細かいディテールまでそのときのままに

しっかり覚えてる

 

 

 

 

 

ガタガタと地面は揺れており

そこには昔勤めていた会社の方たちがいる

一度だけ会ったクライアントの社長が

にこにこして談笑していて

センスがよくてあこがれの編集の先輩たちが

新しくオープンした美味しいカフェの話で盛り上がっている

相撲の強いあべさんは黒いまわしをつけている

 

「あんたそんなんしょったらこけるで」

 

言われてあたりを見渡すと

たしかに船の上にいるようで

地面は大きく揺れている

 

 

わたしは慌てて近くにあった手すりに片手をかけ

揺れに負けないように足を踏ん張る

が、手すりはくねくねしていてうまく掴めない

 

手すりだと思って握っていたものは

はちやさんの腕だったようで

「なんでえあんた俺と腕くみたいんかな」

 

ぱっと顔をあげると

お偉方のおじさんたちが

わたしを見てケラケラ笑っている

 

「わあ、手すりかと思いよりました」

 

わっはっは!

 

 

 

 

ぱっと手を離して、

どこに捕まろうかなと思っていると

 

「ここに捕まるといいよ」

 

菩薩みたいないしださんが言う

見ると、みんな同じ白い手すりにつかまって

ニコニコしている

 

 

だれかが言う

「こんなけようけ捕まっとったら、体重オーバーで全員こけてしまうわなあ」

 

わっはっは!

 

 

 

 

 

 

ここで目が覚める。

トイレに行って、あの子なんて名前だったかななんて思い出し、懐かしすぎて笑えてくる

走馬灯のように平和な世界だったのでわたし死んじゃうんじゃないかしらとぼんやり考えたりする

 

 

 

 

 

 

また目を閉じると

専門学校のときの友だちが話しかけてくる

 

「あの船はひどかったでえ」

 

とみんな口々に語る

ずいぶん揺れたようだ

赤ちゃんがガクガク揺れて、首がとれそうで怖かったって友だちは話している

 

 

 

 

 

わたしは途中で船をおりたので

そのひどい揺れは味わっていないけど

みんながいかにひどかったかについてお喋りしているのを聞いて

「はあ、大変じゃったなあ」

と相槌をうつ役になる

 

 

 

 

 

まっつんさんやくみんぱさんやいつものみんなが遠くに歩いているのが見えてすこしほっとする

きっと後でこっちに合流できるだろう

 

そしたら聞き覚えのある声がちかづいてきて

 

「まじ俺らすげえけん」

「雨がすごかったし...いやいやあいつらアホやけん....それで俺らは...いやお前は...じゃけん」

 

いわたさんがぺらぺらお喋りしている

BGMみたいになめらかに聞こえてくるけど

なにがすごかったのかはよくわからない

とにかくとっても大変だったんだな

 

 

 

 

 

 

それでも船はぶじに目的地に着き

大勢の人が船酔いしながらも

行きたいところに行けたのだという

 

うーん

乗ってたらわたし初日は死んどったやろな

 

とぼんやりみんなの姿を見つめながら

ほっと胸を撫で下ろす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まったく内容がないけどわたしが知ってる好きな人がたくさん出てきた。

ただそれだけの夢。

船っていうわりには景色なんてどこにもなかったし。でも、みんなで船に乗ってた。

どこに行こうとしていたんだろう?