事務所の仲間に
ここのところ、すこし体調を崩して、
休職状態になってる人がいるのだけど
今日ひさしぶりに、その人から連絡があったのだそうだ。
心配していたよりもずっと、元気そうな状態で
復帰のめども立ちそうなのだと
そのニュースが、久しぶりに、みんなの顔をほころばせた。
わたしは皆の心からホッとした様子を見て
彼の担っている役割と、存在の大きさを感じる。
飛び交っているのはただの憎まれ口なんだけど
ここのところお葬式みたいだったこの場所が
ひさしぶりにぱっと、明るくなった。
まわりにどれだけ愛されてるか、必要とされているか
自分がいる場所からは見えにくいし、
たぶん実像は永遠に見えないのだろう。
そしてそれはたいてい、
自分が想像しているものよりもはるかに大きな価値をもって
受け入れられているものだと思う
(そんなもんわざわざ親切に教えてくれる人はいないけどね)
ちょうどピントが合ってるのか
わたしの場所からはその様子が、とてもクリアに見えるみたい。
それは発している人もまるで自覚していないような
無防備でいびつなものなのだけど
べらべらべらべらお喋りもたいそう好調
いつも寡黙な表情もほころんで
なんか、これってあれだよね、
特別な人にしか出さないやつだよね
って
あまりに可笑しくて、おもわず笑ってしまった。
みんなよっぽど大好きなんじゃな~
だからって彼がそれを是とするのかどうかはまた別の話だから
わたしはガンバレなんて言わない
それにわたしならぜったいこんな人たちと働きたくない。。。!!
だけど、
どうやら、そういうことみたいだよ。
わたしも、待っているよ。