ちょっと前に観た「6birds barked in the park」のライブ。
しばらく活動をお休みされていたあとの、ほんとうに久しぶりのライブ。
わたしがライブハウスという空間を好きになったのは、6birdsの存在がすごく大きい。
もともと、大学生の頃からなかよしカップルの、素敵な夫婦だったけど
何かを一緒に乗り越えたチーム感、とでもいうのかしら、
その絆が、より太く、強いものになったことが感じられて
なんだか嬉しくて、涙がでた。
まるでヤジロベエのように、片方が下がれば、片方が立ち上がって
ふたりが一緒に倒れてしまないように、比重を変えて、バランスをとっている。
「支えあう」というのとも、ちょっと違う気がする。
左右にゆらゆらと揺れる動きそのものが、ヤジロベエだから。
どんな家族も、どんな関係もそうであるように、
良いときばかりじゃ、ない。
どんなご夫婦にも、その夫婦にしかない、
共有してきた時間の積み重ねがある。
夫婦とか、家族って
なにかひとつの、完成された状態を
保ち続けていくことじゃなくて
積みかさねて、壊して、また積み直して
少しずつかたちを変えていくもの、
なのかもしれないなぁ。
なんて。
健やかなる時も、病める時も…とう誓いの言葉があるけれども、
つまりは
いつでも、キムの様子のなかには、ひろみちゃんの姿が見える。
つまりは、そういうことなんだなぁと、思うのです。