listen こえびメモ

リスン・デザイン こえびのブログ

日々感じていることをつらつらと書きます。

海の下から鍵盤をながめる夢

こんな夢をみた この浜辺には見覚えがある いつか夢で見た わたしの大好きな海だ この中には ぜんまい仕掛けのヤドカリや お花畑のような海底があって ここで好きなひとに 会えたような気がする 広い海の先を潜って ひとりで泳いでいくと 緑に囲まれた湖畔の…

ものを作って、ものを売るということ

自分で作ったものを 自分でねだんを決めて 自分で売る 商いをしている人にとって ごくごく当たり前の この流れが 初めてのことなので とてもありえない 摩訶不思議なことのように感じる 売れるってことは それが なにか価値のあるものとして 買った人のお家…

つかのまの光

あなたの傷口が ひらいたときには わたしをぎゅっと 抱きしめておいでね 傷がたくさんついたギターは とても優しい音がする 優しくて切なくて 泣き出したいような音がする 過去のいたずら 古くなったまぼろし 怖い夢から覚めたら わたしの瞳を 探しにおいで …

強制アップデート

いきなり Webサイトが消えた ワードプレスを更新して プラグインを触っているうちに いつのまにかハッキングされてしまったらしい その前は パソコンの中のデータがぜんぶ消えた 長年Macを使い続けているからわかるけど 全部が消えるなんて本当はありえない …

書いて落ち着かせる

知らない道をゆくとき たまらなく怖くなる 自分をかすかに 信じられなくなった瞬間 自分がつくるものが 信じられなくなる もともと自分にしか見えない道が 自分にも見えなくなりそうなとき あれ、 これで合っていたのだろうかと 実はぜんぶ 間違っているので…

拙さが愛らしい

わたしの甥のこうちゃんは 「つくる」が言えなくて 「くつる」と言う 「こうちゃんがくつったの」 「そっかあ! こうちゃん「くつった」じゃなくて「つくった」だよ。」 「そう、こうちゃんがくつったの!」 間違ったまんまの拙い言葉で 一生懸命、おしゃべ…

反省するということ

ここのところ、個人的なことで、ずいぶん家族に迷惑をかけてしまったのだけど。 いろいろと自分の過去の行いとか間違ったこととかにに思いを巡らせつつ、 申し訳なくなったり恥ずかしくなったり情けなくなったりしつつ だけど自分を責めたりはしていないな、…

ささいなこと

わたしの悩みを あなたがいつも ささいなことだよ、と歌うように あなたの悩みを わたしはきっと ささいなことだよ、と笑ってあげる わたしにできないことを あなたができて あなたにできないことを わたしができる わたしが知らないことを あなたが知ってい…

星のガラスの天井の夢

こんな夢をみた。 ショッピングモールの中を歩いていると 大きなフードコートの先は 段々になっている 真っ白い壁と階段は 光がたくさん差し込んで とても明るい 近所のおばちゃんたちが すてきな聖歌隊の衣装を身につけて 歌を練習している 天井を見上げる…

心で生きていくということ

心で生きていくということは 目隠しをしたまま 道を歩くことと似ている 目を瞑ったって平気だよ だって毎日通っている道だもの そう言って 目を閉じて歩いてみた 一歩、二歩、三歩、 ぜんぜんへいき さっき見ていた景色を 位置関係を ちゃんと覚えてる 四歩…

砂時計のように滑り落ちていく

それはとても シンプルなことで あまりにもシンプルすぎて 難しかった あなたがたくさん 掌にのせてくれた光を うまく受け取れなくて ごめんね こわかったから 背を向けてしまった ささいなことを 心いっぱいに広げて やわらかいところが 傷つかないように …

中に入ることで、外に広がっていく

中に入っていくことで 外に広がっていく ドアがあって すごく矛盾しているようで どうしたらいいのか分からず 足がすくんでいる ここは わたしの知らない法則で 世界が成り立っていて とても怖い 答えがないから怖い だけど とても美しくて、自由で ずっと求…

愛するために別々を生きている

あなたを知るために わたしはわたしを知る旅に出た わたしを写す鏡には もうあなたはいない わたしを写す鏡には わたしだけが写っている 誰かを愛する喜びを もっと感じたいから 繋がっていた糸を ぷちんと切る 別々を生きているから ふれたときに 嬉しくて …

問題の答えは

自分にかけた魔法は 自分にしか解けない 問題の答えは 作った人しか知らない その難しそうな問題 どうやって作ったんだっけ 自分でかけたんだから 自分で解けるに決まってる ほら 思い出して

人生はスプラッシュマウンテン

こんな夢をみた 夢といってもぼーっとコーヒーを飲みながら見ていた夢だ いつもビリになってしまうので拗ねている子どもがいる。道のわきで砂を蹴って棒をふりまわしてご機嫌ななめである 先生がやってきて、子どもをひょいっと持ち上げてみんなのところに運…

わたしの隙間を満たして

遠くにいる きみのまぶたの ちいさな瞬きが 水面をつたって 波紋のように 届きます わたしは 目をつむって あたたかい振動を 感じている おろおろしたり 逆らったりせずに カピバラみたいに じーっとします くすぐったくて やわらかい波紋が 肌にふれるのを …

ホウキでまっすぐ飛ぶのは難しい

大切なことほど うまく抱きしめられず どうでもいいことばかり 遠回りして考えてしまう ふわふわした 意識のチューニングは どこかに繋がって ときにわたしを飛び越えて 身体を知らない色に 染めていくだろう 俯瞰してみたり 視野がせまくなったり 男で女で …

落ちてきたメッセージ

自分に向き合うのが めんどうなとき まるごと相手にお任せ したくなるよね 自分で自分の価値がわかりません 査定してもらえますか?って わたしは あなたにとって必要ですか? わたしは 価値がありますか? どうすれば わたしを愛してくれますか? 自分のこ…

愛のおと

わたしがこんなにも 心の中に引きこもっていても 世界はとても優しい 引きずり出されるのではなく 放っておかれるのでもなく ふいにやってきては 耳元でささやいて 風のように去っていく 美味しいね なんでもいいよ これ可愛いね また会おうね なにげない会…

水たまりの海

ゆうべ ひとりで歩いているとき 涙がとまらなくなった 悲しいのじゃない 嬉しいのでもない わたしは どうして泣いているのか わからない わたしを抱きしめて 温泉みたいだね と言った きみのあたたかさを 思い出す あたたかな 特等席の つめたい氷が 溶けて…

心のあばらをぎゅっと締める

どうでもいいことを書く。 最近会った友人と、ヨガのことで盛り上がった。 ヨガはほんとうにすごいと思っている。 どんなに仕事が忙しくても、お金がなくても、 ヨガだけは続けていくことを決めている。 心技体という概念は武士道からきているそうで 心と身…

弟が人形になった夢

こんな夢を見た。 家族で過ごしている時のこと わたしにいちばん下の弟ができたことを知った。 母が弟を抱きかかえてわたしに見せてくれるのだけど わたしの知る弟とは違う顔をしている気がする。 (じっさいに思い出してみるとぜんぜん違う) でもまあいっ…

毛布のトランポリンの夢

こんな夢をみた。 華やかな人たちがまわりにいるので ここがテレビの中なのだとわかった。 お正月の特番みたいに ここにいる人は着物やらドレスやらでピカピカしている。 アナウンサーがよく通る声で 「ハイ、次は子育て中のママからのご相談ですよ」と続け…

お父さんの夢

夢の話ばかりを書いている この数日 あまり覚えてはいないのだけど 父がよく出てくる 父と空港にいる どこかに向かおうとしているようだ 飛行機のシートは むきだしの青空で 落ちないように 身体をぎゅうと支えている しがみついていないと 落っこちてしまう…

しわしわになる夢

こんな夢をみた。 電車から降りてきた男性が とても彼に似ていたので もしもし、と声をかける 振り向いた顔はしわしわで まるでおじいさんみたいだ あっ人違いだった と思ったのだけど 手をぎゅっと握って 歩きやすいように背中を支えてあげた おじいちゃん…

背中のお月さま

わたしのうしろに お月さまがいる どこにいても なにをしていても 月明かりはやさしく わたしの道を照らして 夜明けが来るまで 子守唄のように 光っている 後ろをふりかえらなくても 見えなくても 知ってる お月さまはきっと そこにいる 背中あわせに 真反対…

ゼリーのような時間の夢

こんな夢を見た。 二度寝、三度寝するあいだにも よほど忘れたくなかったのか、 夢の中でも、さっきこんな夢を見たの、と誰かに話していた。 ライブ会場のような空間で みんなが移動するのに合わせて、 のろのろと前の人について行く そこは地元の古い小学校…

イヤホンから歌が聴こえる夢

こんな夢をみた。 月明かりがとても綺麗な夜 ひとりで散歩をしている 通学路を川沿いに歩いて 右に曲がると 白い月が見える 右手に持った傘で 砂を蹴散らして歩く これはいつかの砂浜に似ている 夜の工事現場は とても静かだ 知らない曲が イヤホンから流れ…

うちの大家さんとお庭

今朝ものすごい物音と 人の気配で目が覚めた ガラッと窓を開けたら1m先の庭師のおっちゃんと目があって わたしがいたことにびっくりしたのか 少しだけ音が小さくなった。。 そしたら知らない番号から電話がかかってきて 「あら、こえびすさん?」 おばあちゃ…

空と海はおなじ

石垣島の海は とても美しかった うすいピンクの水面に 魚が跳ねて 海鳥がさえずる ちいさな息吹が たくさん聞こえる 海はどこまでも広く すーっと定規でひいたような まっすぐな水平線をまたいで おおきな空が 鏡のように 海に映っている 境目がとろけて 海…