listen こえびメモ

リスン・デザイン こえびのブログ

日々感じていることをつらつらと書きます。

ちいさな暖炉

 

ちいさな暖炉のそばにいる

 

このあたたかさを

あたたかく感じられる距離にいる

 

 

 

暖炉のなかでは

きっと

大きな炎が燃えている

 

こんなきれいな炎に触れたら

わたしなんて

一瞬で、消えてしまう気がする

 

 

 

許されるなら、

もうすこし、このままで

 

このあたたかさに包まれていたい

 

 

 

 

ひかりを求める人が

たくさん集まってくる

 

みんなの頬を照らす

あたたかい炎

 

 

 

今、そこに存在しているもの

 

たいていのことは

考えても、わからない。

わからないことを、いくら考えたってわからないのに

考えることを、やめられない。

 

 

 

親切なきもちで

不親切なアドバイスをくれるひと

 

そういう視点もあるんだね

心配してくれてありがとう

なんて

ものわかりよく聞いてるふりをしたって

心のなかは、正直だ。

 

 

わたしは

わたしが感じたことを、信じたい。

だけど、それがうまくできないとき

自分の感覚が信じられないことは、

とても、くるしい。

 

 

 

あまりにくるしいから

めんどくさくなって

遠ざけてみたりとか

 

 


だけど

 

そのとき、届いた

とてもあたたかい、いつもどおりの音

 

それはまるで

こわい夢から覚めた瞬間

いつもの部屋をながめて

ほっとするみたいに 

 


なんにも、変わらない。

たしかに、そこに、あるもの。

音と音のすきまの

あたたかな息づかい

 

 

考えてもわからないことの

答えはだれも持ってない

わたしが感じたことが、

絶対的に、正しい。

 

だったら、

まだ見たことがない面を

ひとつひとつ、見つけていくことは

きっと、楽しいことだよね。

 

だれにも反対されない

正しい流れに沿っているときは

反対されないものだって、昔言われたことがある。

 

心のなかは、日々、

ざわざわしたりワクワクしたり

落ち着かないのだけど

 

そうこうしながらも、着実に、

決めた方に向かって、進んでいってる。

 

今朝301でミーティング中だった

充さんとわっくんとキムと

 

午後いっしょにグリッドキッチンに行ったなんばさんと、たまたま会ったとんちゃんと

ふらっと問屋町に立ち寄って会えた

ラーラさんとわたなべさんと

 

今日は、いろんな人に、東京行きのことを話した。

みんな、なんで??とは聞いてくるけど

理由を説明したら、

がんばれ! お前なら大丈夫じゃー

と、言ってくれる。

 

東京に友だちがいるから紹介してあげるよ、とか

この街が住みやすくてよかったよ、とか

うれしいアドバイスをくれたりもする。

 

昔から言ってたもんね〜

と、言われることもある。

そっか、昔から、言ってたんだね。わたし。

 

 

この話、

両親ふくめて、いろんな人にしてきたけど、

不思議なくらい、だれにも反対されない。

あるいは、

それを駆逐してしまうくらいの、確信があるのかもしれない。

 

 

今ここにあるものよりも

 

荷物の移動が終わって

お世話になった人たちに、これからのことを報告して

すこしずつ、頭のなかのことが現実になる。

 

そして

わたしの住処はすでにもう、ここにはないのだけど

無意識に、いつもの川沿いに来てしまう。

 

わたしは、あたらしい場所で、

ちゃんと、居場所を見つけられるのだろうか。

 

ここで見るよりもきれいな朝日とか

おだやかな川や、きれいな月や

 

まわりにいる愛すべき人たちの

にぎやかな悪口とかドタバタとか

陽当たりのいいソファや窓から見える路面電車の街並み

下の階から聴こえてくる音楽とか

 

ふらっと覗いたお店のいつもの人たち

大切なあたたかいお客さんや

みんなの声を聞きながら描くスケッチ

 

今ここにあるものよりも

すばらしいものは見つけられるのだろうか。

 

自分が心から望んだことでも

変わっていくということは、恐いこと。

今日は、どこまでも、不安が広がっていくみたいだ。

 

嬉しくて溢れそうになってる

ついさっきのこと

ずっと心配してた、卒業生の子からラインがきて

「先生ありがとう、自分はすこし大人になったかも」って

「もうちょっと頑張れるかも」って

 

わたしすごく嬉しいなぁ〜

結果はどうでもいいんだぜ〜

 

自分がいちばん分かっているんだよね

だけど越えられない、さらけだせなくて、抱え込んで。

 

そういう、いちばん柔らかいところをちゃんと自覚して

ひとつ、殻をやぶった自分への自信、とか、

その発信を、ちゃんと受け止めてくれた環境への安堵、とかね

そういうのが伝わってきて、嬉しかったなぁ。

(それに、偉そうにアドバイスしているけども、

わたし自身が、いちばん、できていないことかもしれない。

先生って、矛盾してる^^;)

 

なんて、それは、ほんの一部。

ここ数週間、

わたしの中で、いろんな嬉しいことがたくさんあって

それはひとつひとつが、宝箱みたいなものだったよ。

書きたいこともたくさんありすぎて

でもまだ、うまく消化できていない。

 

ペンギン・ハイウェイが最高にすばらしかったことも

ずぶぬれになって、かっこ良く去っていった先生の姿もフラッシュバックするし

マチノブンカサイのあたたかさもまだ手のひらに残っている。

今日もすてきな女性にうろこが落ちすぎるアドバイスもらって

それに明日は引っ越しだ!

 

牛みたいに、ゆっくり反芻して、

ちゃんと、昇華したいんだろうな。

溢れて、忘れてしまわないうちに、大切に、仕舞っておかないと。

 

カメラを止めるな!

ひとこと、

気持ちよく、

あーー、面白かったーぁ!!

 

こういうグルーヴ感っていうの?巻き込まれていくような映画体験っていいよね!!

終わった人たちの顔を見て、確信した。

みんなが今ほんとうに観たいのは、

表面的な華やかさじゃなくて、

こういう、中身の詰まった、魂込もったもの、なんじゃないかなぁ。

 

綿密にマーケティングされた、というのか

そういう、人工的な「わかりやすさ」に

飽き飽きしてるのじゃないかしら、と推測してみる。

 

 


なにかを作る仕事をしている人には

かなりぐっとくるんじゃないかな、と、思います。

最後のエンドロールにいろんな舞台裏が見えて、胸が熱くなります。

これ以上はネタバレになるので書けないけど、

誰と観に行っても、ぜったい楽しい。

おすすめ。

 

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すてきな女性に会ったはなしトクベツ編【みれいさんに会えた!】

憧れの、服部みれいさんに会えた。

 

どんな方なんだろう、と、ドキドキしていたのだけど

のびのびと自由で、ものすごく自然体で、

思ってたとおりの可愛いひとだった。

 

ご本人を目の前にすると、いろんな思いがこみ上げて、泣いてしまった。

きっとそんな女子には慣れっこだろうけども、みれいさんは本の表紙にハートをたくさん描いてくれて。嬉しかったな〜。

このピンクのは、わたしがとても好きな号です。

(誰かに貸してどこかに行ってしまったのでもう一冊買った。笑)

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 矢印はもともとあったものです!気持ち的にはこうゆう感じでしたが。笑

 

わたしがはじめてマーマーマガジンと出会ったのは、

忘れもしない、まだ東日本大震災の影響が濃厚だったころの、蔦屋代官山。

 

思うに、

いちばん、生きてる実感が薄くて、

フワフワと不安定な時期だった。 

 

いろんなことに対しての感覚が鈍くなっていて、

自分が嫌いで、自分が信用できなくて

好きだったはずの本や映画にも興味が持てず

いつも薄い膜を通して世界を眺めているような、

人ごとのような感覚で生きていた気がする。

 

 

ふと、

タムくんのかわいい絵柄に惹かれて、手にとったのが、それだった。

 アリシア・ベイ・ローレルの懐かしい名前と、

かわいくてセンスのいい2色刷りの誌面。はじめて聞く「冷えとり」ということば。

 

 

すごく喉が渇いている人が水を飲むときみたいに

みれいさんのやさしい文章が、

すうっと、心に染みこんでいった。

すごい勢いで、むさぼるように読んだのを覚えている。

そういう肯定的な何かを、心の底から、渇望していたから。

 

 

今までのやり方じゃもう、心がもたない。

もう、この考え方じゃ通用しないんだ

でも、ほかにどんなやり方があるのかわからない。

 

マーマーマガジンは、「自分を大切にする」ということの意味を教えてくれた。

自分と向き合うこと、自分を慈しむこと、

ひとつひとつ、丁寧に、やりかたを教えてくれたのだと思う。

 

 

 

それから少しずつ、冷えとりと、半身浴をはじめて

(岡山にはのんちゃん先生もいて、ほんとうに心強かった^^)

ほかにもいろんな心のアプローチを試みて

からだもこころも、だんだんと元気になっていった。

真冬でも指先まであたたかく、自然体でいられて、

心だって、ちょっとやそっとじゃ、へこたれなくなった。

 

瞑想とか、新月アファメーションとか、ホ・オポノポノとか、前世とか

目に見えない世界のことを教えてくれたのも、そう。

ここまで来るのに、6年近くかかってるけど、

わたしは今が、今まで生きてきた中で一番幸せだなぁと思う。

 

まわりに左右されなくなってきたこともそうだし、

どんなことが起きてもきっと大丈夫だと、

自分の生きる力を信頼できているからだと思う。

 

 

そういう経緯があるものだから、

わたしにとって、みれいさんの存在は、すごく特別。

 

今、自然に世の中に浸透してきている

スピリチュアルとか自己の内面を探るアプローチついてのあれこれを

妙なもの、ではなく

ごく自然体に、おしゃれに、広く浸透させてきたのは、

みれいさんや、マーマーマガジンがあったからだと思う。

 

いま高松にいる!ってインスタを見て、何も考えずに飛び出したけど、お会いできてほんとうによかった。

帰り道、うれしくてたまらない気持ちで、おうどんを食べて帰った。 

 

 

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今年の夏は、ショートパンツに素足で過ごすことも多かったので

(それはそれで自分が決めてることなのでOKなのだけど)

今年は、初心に戻ったつもりで、しっかり調子を整えようと思う。